Baubour（バブアー）、日本市場撤退か
バブアー（Barbour）閉店！撤退理由は？ | 令和の知恵袋
「寝耳に水」とはこのこと。
Baubour（バブアー）の全直営店が閉店し、ZOZOTOWN（ゾゾタウン）等のオンライン上でも公式店は一時閉鎖しています。
一体全体、何が起こっているのか？
ネット上では様々な噂がまことしやかに囁かれていますが、今のところ確定的なソースはありません。
①日本市場でのマネジメントを行っているのは八木通商だが、ライセンス上で何らかの問題が生じた。
②そもそもクラシックラインの一部やSLモデル、ホワイトレーベルは八木通商自体が非公式に企画、デザインを手掛けていた（※不確定情報です）がその辺りで本国本部との軋轢が生じた。
③ただのリニューアル（つまり杞憂）。
④表面的には人気があり売れ行きが良かったが、実は経営が圧迫されていた（コロナ禍の影響）。
等々。
しかしいずれにせよ、ひょっとしたら今後セレクトショップ、ブランド別注、ホワイトレーベル以外のクラシックラインは入手が困難になってくる可能性は高いかと思います。
入手しておいてよかった・・・という思いですが、2匹目のどじょうを狙っていた節もあった為心配でなりません。
今後また情報は出てくるでしょうから注視しておきたいと思います。
Baubour（バブアー）・ビデイルの春の着こなしを考える
さて、前項の内容は一先ず置いておいて、今回はバブアー・ビデイルの春の着こなしについて考察してみたいと思います。
過去記事でも述べましたが、意外とハマる季節が短いのがこのバブアーのオイルドジャケット。
真冬は寒くて無理だし、暖かくなってくると暑くて難しい。１００年以上前の実用着ですからね。便利なものや先進的なものに慣れたという側面もあるのでしょうが。
なんにせよ、真冬を超えて、本格的な春になる頃の今くらいが丁度適格なのです。
逆に、今を逃すと今度は秋まで着ることが出来ないので、春の季節に合う着こなしを探りたいという訳です。
極厚のコットンにオイルを含んだボディは重厚感があり、裏地はご覧のようにコットンとナイロンのコンビ。セージグリーンのカラーリングで襟は太畝のコーデュロイなので、雰囲気としては「軽やかさ」とは対極に位置しています。
「春らしさ」とは即ち「明るさ」「軽さ」だと思うので、カラーや素材でそれらを意識してコーデするのが良いかと思います。
次項で幾つかコーデを組みますが、パンツはこのHAVERSACK（ハバーサック）のワイドタックチノで固定します。理由は・・・面倒くさいから（笑）
しかし、コーデを組むときにパンツは固定したほうがいいのです。だって面倒くさいもん（笑）。否、考えやすく、組みやすいから。
個性がありながらも意外とユーティリティー性の高いこのパンツはビデイルとの相性も良いし、春らしいベージュカラーだし。だからこれで行きます。
それでは差し込むインナーとシューズを幾つか替えていこうと思います。
マウンテンリサーチのBD（ボタンダウン）シャツ、スペルガ2750
ホワイトのベーシックなアイテムでコーデ。短絡的かもしれませんが、ホワイトはあらゆる色味の中で最も明るい色なので、一番簡単に軽やかさを演出することが出来ます。
重い雰囲気のビデイルもシャツとシューズをホワイトにすると軽さは満載。全体のバランスも良く取れていきますね。
マウンテンリサーチのBD（ボタンダウン）シャツ。クラシックなラウンド角度のボタンダウンカラーと上質且つ剛健なオックス生地が流行り廃り関係なく着用できる一品。
胸の「マオ」のイラストが一抹のファニーさを醸す、「鬼才」小林節正氏が繰り出す個性派ブランドのシャツです。
個人的にも思い入れのあるこの過去記事でご紹介した4人の思想家「マウンテンマン」シリーズの一角。
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Mountain Research マウンテンリサーチ｜B.D. Pullover #White [MTR3342] B.D.プルオーバー 価格:19,800円 |
同シリーズの系譜を継ぐ新作はこちら。プルオーバーも良いですね。
あら、欲しい（出た、病気が（笑））！
スペルガ2750は説明不要の春夏定番シューズ。ヘビーなキャンバス地と、意外に攻めているスマートなシルエットがクラシックな着こなしにハマる一足。イタリア軍に支給していた実績もある歴史深いブランドです。
非常に気軽に購入できる価格も魅力。
履き心地はちょっとアレですが・・・重さもちょっとアレですが・・・耐久性もちょっとアレですが・・・。
アレですよ。ちょっとアレなだけですから。アレ？アレはアレです・・・。
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価格:6,930円 |
流行り廃り関係なく、履く人のスタイルも選ばない最高クラスにおすすめの一足。
世界中のリゾート地で最も多く見掛けるスニーカーとしても有名です。
春に向けて一足入手して後悔はないはず。
履き心地とか重さとか耐久性とかはちょっとアレですが・・・（しつこい）。あ、グリップ力は結構アレですよ。
持っているバッグはヘリテージレザー。
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価格:9,570円 |
アメリカのものですが、バブアーとの相性がかなり良いバッグです。
Scye（サイ）のバンドカラーシャツ、パラブーツ・コロー（ローファー）
サックスブルーのバンドカラーシャツとローファー。
ビデイルは大きな襟が特徴の一つなので意外とバンドカラーとの相性が良いのです。首元がしつこくならないですね。
先ほどはホワイトのシャツでしたが、こちらのサックスブルーも春らしいカラーリング。
ローファーはブラックですが、マリンソールとシボ革で春夏らしい雰囲気になっていると思います。
Scye（サイ）のシャツは恐ろしく耐久性が高く、色は褪せても全くへたれず、かなり長年着ることが出来ています。
ミニマルなデザインとベーシックな仕立て。プルオーバーはシルエットが綺麗なシャツはかなり少ないのですが、これは本当に絶妙。さすがはScye（サイ）と唸らずにはいられません。
リアルクロージングを追求するScye（サイ）のシャツは仕立ての良さがとにかく際立っています。同じモデルはもうありませんが他のシャツも間違いなくお値段以上の価値あり。
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[TIME SALE] Scye サイ コットンポプリン バンドカラー ストライプ ビッグシャツ 1121-31071 長袖シャツ メンズ 価格:24,990円 |
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価格:26,400円 |
カットソーも良い出来です。
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URBAN RESEARCH 『別注』Scye*URBAN RESEARCH 40/2度詰天竺ボーダーT-SHIRTS アーバンリサーチ カットソー Tシャツ【送料無料】 価格:11,000円 |
暖かくなってくるとローファーを無性に履きたくなります。
ペニーローファーは本当に便利で、様々なコーデに馴染む性質も持ち合わせているので、大人の春コーデには必須アイテムなのではと思います。着脱も楽で、でも程よくコーデを締めてくれる。いやはや重宝、重宝。
このパラブーツ・コローは春夏らしいマリンソールでパラブーツのフラッグシップモデル外の派生プロダクトですが、多分私が年間通して最も履く頻度が高いのではと思うほど気に入っています。
スムースレザーが最もスタンダードですが、シボ革もカジュアル感が増して使いやすいですよ。しかし子供っぽくはなりません。
傷も目立たないし非常に私のパーソナリティ（つまり不精）にもマッチしています。
もちろんビデイルとの相性も◎。
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パラブーツ ローファー コロー ダークネイビー （Paraboot CORAUX BLEUE-LIS MARINE） 価格:29,700円 |
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(093612/093606/093603)PARABOOT(パラブーツ)CORAUX/MARINE(コロー/ペニーローファー) D 価格:29,700円 |
セントジェームスのウェッソン、ビルケンシュトック・ロンドン
ボーダーのバスクシャツは春のカジュアルコーデの鉄板アイテムの一つ。
何にでも合うし、割とどんな傾向を嗜好する方にも認知される万能アイテムと言えます。
ビルケンシュトックのロンドンに関しては、踵のないサンダルならばこの時期まだ早いだろうという声も聞こえそうですが、踵のあるシューズタイプなのでほぼ通年履いておかしくない特性を持っています。
ビデイルとの合わせもアリのはずです。
ウェッソンも様々カラー展開がありますが、このエクリュ×マリンが最も間違いないですね。いったい何年間愛用しているのやら。色々逡巡しても結局ここに戻ってきます。
ビデイルとの相性も抜群で、簡単に軽やかさを演出してくれます。
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価格:8,480円 |
セントジェームスのウェッソンは、並行輸入品になると「ギルド」というネーミングに変り、タグデザインも変わりますが、品質や作りは全く同じで問題ありません。価格が少し安くなるので私ももしまた買うならギルドにすると思います。ギルドもメイドインフランス。
ビルケンシュトックのロンドンも本当に万能で、何も考えずに合わせるとOKなタイプのアイテム。私自身も非常に重宝しています。
雰囲気がやはり抜群に良い。勿論履き心地も最高です。ビルケンシュトックですからね。多少独特ですが、慣れですよ。
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ビルケンシュトック BIRKENSTOCK LONDON （トープ） 価格:23,100円 |
様々なカラーリングや素材がありますが、このスウェードのトープを選べば間違いありません。
アメカジから古着、キレイ目の外しまで幅広い活躍が見込めます。ビデイルとの合わせは個人的にもお気に入り。
まとめ
今回はバブアー・ビデイルの春の着こなしについて述べて参りました。
なかなか着る季節が難しいバブアーのオイルドジャケット。
ベストマッチは「真冬の極寒までは行かない寒い時」または「春、秋と冬の境目」です。
秋はインナーやシューズは重い雰囲気のものでも悪くないと思いますが、想起されるイメージが「陽」である春は軽快な雰囲気の物を合わせるようにすればよいかと思います。
着るものの季節感は非常に重要です。
素材や色味が季節に沿っていないとお洒落とは言えません。それどころかTPOによっては一般常識がないとさえ思われてしまいかねません。
合わせ次第で着るものの期間を延ばすことも出来るので参考にされてください。
それにしても、バブアーの閉店とオンラインストアの閉鎖は気になるところではあります。日本市場では人気のあるブランドなのに不可解ですが、ライセンスや八木通商の存在、代理店問題等、気になる要素はあるにはありますね。
もしかしたら本当に現行のクラシックラインが今後買いにくくなる可能性はさもありなんなので、気になる方は念の為に今のうちに購入しておいても良いかもしれませんね。
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こちらはSL（スリムフィットモデル）
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バブアーはフリークスストアでも取り扱いがあります。
過去記事も是非ご覧ください
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